The delutionaly revolutionトップ絵
 作:近藤 みのる (PanzerMädel !)


原寸大版は こちら

近藤みのる様より… あとがきをいただきました。

 キャットシットワンforTDRの表紙版の二次創作。

 これは小林源文先生著作の「cat shit one」に登場する主人公らをモチーフにした二次創作です。 このキャットシットワン(猫の糞一号)はヴェトナム戦争を動物に置き換え描写しようと言う、意欲的かつ異色作。

 左から通信係のボタスキー、通称ボタ。原作者小林先生が実際に飼っているウサギのようです。

 真ん中が隊長のパーキンス、通称パッキー。カレーとスパを持っていますが決して、まかない担当ではありません。

 右の白兎がラッツ。ポイントマンという隊の先導役を務めます。
 彼の仕事はそのほかに傭兵のヤード(山岳少数民族不正規部隊)の猫のノラ族の言葉--現実ではヴェトナム語な訳だが彼らはニャーニャー喋る。――が解るらしく翻訳統率を勤めたりする。若くとも有能な兵士である。

 ↑の彼らが現代兵器に囲まれて楽しい昼食... と言った感じです。
 武装の具合から行くとイラク戦争の辺りかな?と言った感じですがイラストの下の方にRPGやAK47があったりするところあたり本土のベースと言った線が強いです。
 リアリティより画面のにぎやかさでこのサイトに興味を示してくれたらな… と言ったノリで描いています。

 現実にあるものはボタの左のM14、オプションはイラクあたりをイメージして適当に。スコープとサプレッサー、バイポットと旧式の弾入れ。M14は好きな銃です。これは二次大戦と朝鮮戦争に使っていたM1ガランドの後継機で、7.62mmNATO弾を使う強力なライフルです。ですがヴェトナムでは「弾も銃も大きすぎる」と言う理由でM16と交代しました。実際、反動が強くフルオートで使うには難があり、弾幕を張るのが困難と言えます。
 現在は広いイラクの砂漠で、長距離をカバーできるウェポンとして復活しています。
 これのデチューンして内部構造をそっくり入れ替えた小型のM21というのが日本でも手に入ります。

 んで机(?)の上レーションの缶とCDプレーヤー、CDプレーヤーがあるところただの武器好きが集まった集会かもしれません。
 机自体は、多分、きっと装甲車の取り替えた装甲板かな。作者の捏造品です。
 隙間が開いていてRPGや対戦車ミサイルの爆風を隙間から逃がす目的を持った装甲板と言うノリです。
 CDプレーヤーのあたりに穴が開いています。これは貫徹弾でついた穴をイメージしました、劣化ウラン弾だともっと派手な穴が開きます。アルミ製の戦闘装甲車の装甲。
 多分教材とかで切り取った奴を勝手にテーブルに仕立て上げたのでしょう。
 金属ボックスの上に何個かのレーション缶を置き高さを調節しています。右側は木切れで高さ調節です。

 ラッツの足元にあるのが今米軍で正式採用されているM16アサルトライフル。オプションはチューブ式のダットサイト、レーザーサイトにグレネード発射筒と、とても重装備です。実際にここまでゴテゴテにすることはないでしょうが、まっ格好いいし、いっしょ。

 んでテーブルの足元には左から無線機、ボタはいつもこれを背負っています。M60の弾帯入れ、その右がクレイモアとM60。M60は私が所有しているエアガンを参考にしました。クレイモアにはさりげなく私のサインを入れています。M60はヴェトナム戦争時は重量と弾帯の重さから豚の意の「ピッグ」と呼ばれていました。その重さと大きさからM60はFN社のMINIMIと入れ替えられましたがMINIMIの小口径カービン弾ではパワーに欠けるので最近ではまたM60を使い出している部隊もあります。

 M60の右の迫撃砲は写真を見ながらササッと。あまり詳しい事は解りません。

 イラストがフルサイズの方はこれらの下方にソ連製兵器が干されています。
 AK47とRPGで、両方とも好きな武器です。RPGの弾にはセフティがついていますがこれの色も捏造です。

 もともとは喫茶店でキャットシットワンの三巻を読んだ後で藤氏が持っていたルーズリーフにボールペンでラフ書き。夜の十二時も気にせづ帰宅して藤氏に資料アサリをしてもらいながらザっと描き一旦就寝。と言うか久しぶりに良質な漫画を読んだせいか、ひさし繰りにイラストを描いているせいか興奮して、就寝と言うより仮眠で終わってしまいました。
 9時頃に起きて飯も食わずに12時まで休み無しで描き続けてました。大体、合計6時間かかったことになります。
 前日、前々日と会社で絵を描き、またこれを走りながら描いたもんだから指の皮が剥けるという面白い事に見舞われました。



 さて原作のキャットシットワンですがヴェトナム戦争に深い問いを残しています。
 詳しくはコミックを読んで欲しい。

キャットシットワンVol.0
 ISBN4-7973-3298-0
キャットシットワンVol.1
 ISBN4-7973-0716-1
キャットシットワンVol.2
 ISBN4-7973-0960-1
キャットシットワンVol.2
 ISBN4-7973-2163-6

 大体千何円くらいで一冊かえる。
 一巻から読むことをお勧めしたい。
 大型の書店に行けば大人の漫画売り場においてあるはずである。

 中身だが。
 まず作者は作中やあとがきなどで自衛隊特殊部隊の実戦研修について情報を提供している。
 勲章四名、死亡は二名出ているようだ。
 ウデのいい戦士だったことが伺える。
 ヴェトナムの土になった二名に黙祷。

 ネタばれになってしまうのでこれ以上の追記はよすが、そこらにあるやたら愛と平和を叫ぶ戦争反対小説やお色気とアクションでひっぱて小ざかしい夢を語るヒーロー漫画、スーパーロボットがスーパーウェポンで世界を救うアニメその他を100ペン見るよりためになる。
 きっと読んだ人の心に深く突き刺さるはずだ。
 久しぶりにプロの仕事を拝見した気がしたよ。
 本物ってやつは少ないんだなと実感すると共に、自分もここまでたどり着けたら、願わくば越えたられたらと思う。


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