2002年6月の超不定期更新日記

更新回数:11回

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2002年6月28日…暑い、今日も世界は陰気だよねぇ。
 今日は午前十時からバイトでした。
 何が悲しくて夜専門で契約したのに朝も早よから出社せにゃいかんのでしょうか?
いいかげん、深夜こなした後に朝番を振らないで欲しいです。いや、ホントに。切実なん
です。

 さて、タイトルにあるように「世界は陰気」と書きました。
 これについては別館(旧本館ジオシティーススペース)に明日公開するテキストをご覧
下さい。また、別館のアドレスが少し変わります。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7244

 に変わります。繰り返しますが↑のアドレスになるのは29日、

 つまり、明日です。
 それでは。

 

2002年6月25日…活気ってやつが
 一日日記をさぼって、本日に至る。って…すみません。
 だって昨日はやる気ゼロだったし…(言い訳)

 と、なんだ言っているうちに六月も終わろうとしています。更新強化月間とかいいなが
ら、いかんせん更新の内容にムラがあります。

 ともあれ、bbsで予告しましたが、明日26日に小説を一作品公開すると言った手前、
「すみません、もうだめです」とはいえないので、今夜は半徹夜状態で書き上げようと
思います。

 今日、久しぶりにある方から連絡をいただき、寂しがりの私はウサギ跳びで神社の
階段を登るように喜びました。ありがとうございます。

 

2002年6月23日…同人イベント
 所属している総合創作サークルが、この度同人誌即売会に出る…と言うことで、今日
はイベント会場で本を売って来ました。

 あわよくば、自分の新たな執筆スキルをゲットしたい…なんて言う下心を持ちながら。

 しかし、私は「同人」と言う世界を甘く見ていたのかもしれません。
 当サイトには「ss閲覧室」なるコンテンツがあり、そこではいわゆる「同人小説」と銘打
たれているものがあり、投稿サイト・執筆サイトはそれこそ数知れず…。

 でも、実際は漫画や絵の世界だったんですね。昨今の同人誌ってやつは。

 あまつさえ、オリジナルで書いている人の少なさには閉口するしかありませんでした。
まぁ、予想はしていたんですけども。

 結局、幾らか我がサークルの本はその5割が在庫として残ってしまった訳です。
 サークルの営業部門としては、是非とも在庫を消化したいとの事。
 通販希望の方はサークルのwebへ、コピー74P。イラスト・小説本/オリジナル。
 送料はこちらで負担いたしますとのことで。

 ちなみに、私こと藤 秋人も作品を載せてます。
 って言っても、小説閲覧室にある「鎮魂」ですけどね。
 ※まったく同じ内容で同一の物を今回は掲載して貰いました。

 あぁ…(サークル編集局長、藤 秋人 無言の叫び)

 

2002年6月21日…新作UP
 久しぶりの更新になるわけです。特に小説部門は…(創作小説サイトなのに…)くす
ん。ともかく予告どおり特にリクエストも無かったのでまず、「焔と踊る」をupしました。

 久しぶりを言い訳にはしたくないのですが、なんだか駄作っぽい雰囲気です。
 その判断は読者の方々に任せるにしても、書いた本人としてはまず「ありきたり」の
ような気がします。なんとかキレイにまとめた(?)つもりですが、押しが弱いです。

 やはり、私が何か物を書くときは音楽が不可欠みたいです。

 

2002年6月19日…やっと安定
 いい加減、この日記を読んでいる人がいるのかいないのか…。
 とかく、この何日間か精神的に不安定な日々を過していた訳ですが。ようやく安定
したと言う実感を得ることが出来ました。まだ微細な不安もあるけれども。
 きっかけはある一通のメールでした。
 それが、自分を癒して?あるいは自分で自己完結して立ち直りました。
 メールを送ってくださった。某さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
 ありがとうございます。

 さて、今までのダウナーっぷりを一蹴しなければいけません。
 例え、寝起きで朝ご飯を食べてなくてお腹が鳴っていようとも。
 これを書いているのが20日の昼なので…いえ。
 と言う訳で昨日の話。(一応、↑の日付があれなのでその日あったことは今日と呼
称させていただきます。)

 今日は久しぶりに遠出しました。
 出身高校までお出かけです。家からそこまで約10km弱。
 それこそ高校時代は毎日のように走っていた片道10kmも、半年間以上怠けてい
ると体にとっては強制労働と同じような鞭を打つ…と言う結果をもたらします。
 つまり、往復約20km弱の旅は明日の仕事・大学の授業に深刻な影響をもたらす
危険があるだろう…と言う事で。
 言わば勢いに任せたロシアンルーレット。
 明日、明後日に恐怖せざる得ない状況です。

 一方で、久しぶりに「いい運動したなぁー」的な爽快感もあったので、二日後の筋肉
痛はその代償として素直に受けるべきなのかも…。

 

2002年6月17日…日々の暮らしの中で、
 今こうしてサイトの更新の為に日記を書く。
 バックには物悲しいけれど、限りなく冷たいやさしさに包まれている…そんな曲が
流れている。今日はその曲を聴きながら書こう。
 最近、ここに書くことが非常に暗いとか。
 お客様に言われました。
 日々の暮らしの中、どんどん人との関わりが希薄になる…と前にも書きました。
 誰かの頭の中から自分の存在が忘れ去られて行く。それはどうしてこんなに悲し
いのでしょうね?そんな現実から逃げたいんですね、きっと。僕は。
 卑屈でもいい。そこに愛が無くてもいい。誰でもいい。
 僕を必要としてくれるのなら。
 僕は何だってしてみせましょう。
 存在価値を下さい。生きる意味を誰か…!

 そう叫んでも泣き叫んでも、何も意味を為さない。ただ事実だけ。
 今日も日が昇る、最近私は夢の中で架空の一日を過すから。
 起きて一日過したら二日分生きてしまうことになる。
 夢の中の自分は、実に生き生きしていて、人に愛されていて…
 必要としてくれる人がいるから。そんな夢だから。
 朝起きると、これほど悲しい事は無い。死んでしまいたくなる。

 『大人になると言う事は寛容になること』と最近友達に言っている。多分間違った
ことでは無いはず。けれど、『大人になる』のは『孤独』になるのと違うのかな。と、
思ってたりもする。けど、それは違う筈だと叫んでみる。
 友達にはいつも会うとき、メールを送る時、電話する時、明るく振舞う。
 そういう事にしている。
 演じている自分はしっかりしていて余裕のある、ちょいと異常な学生に見える。
 本当は寂しくて、誰かに寄りかからなければ生きていけない。
 そんな矮小な人間なのに。
 どうして取り繕う必要があるのだろう?思っている事を正直に、さながらここに今
書いているように話して、相談して見ればいいじゃないか!なんて事を。
 時々考える。でも、と考え直す。
 そんな自分は誰も必要としていないから。
 文すら書けなくなった藤 秋人はその存在意義を否定されるだろうし。
 実際の自分は、きっと誰も欲しない役に立たない。役に立たない。役に立たない。
 馬鹿です。自分で書いてて、へこんでいます。

 誰かがいつも誰かの事を疑わなければ生きていけない。そんな時代。
 この日記もきっと誰かに疑われている。間違いなく。
 目立とうとする為の自作自演の被害妄想と思われている。
 それを自分自身理解しながら書いている。
 だからこそ、反面。ここに書いている自分の気持ちを嘘だと思いたい。
 明日は仕事。
 仕事場での自分に早く変わらなくてはいけない。
 こんな気持ちじゃいけない。
 明日はバイト先のセールなんだから。客に愛想を振り撒いて、物分り良く、誠実そ
うな、礼儀正しい藤 秋人にならなくちゃ。

 生きたい。

 

2002年6月15日…ボクラハミンナ、、、
 常時接続二日目…。特に変わったことはなし。
 未だにチャットもせず、特に書き込みもしていない。唯一、ゆっくりネット散策するの
が楽しいと言ったところか。

 基底現実に目を向けて見た。そして、思う。

 なぜ、私の周りには苦しさとか悲しさを持った人が多いんだろう…と。
 「類は友を呼ぶ」なんて言葉では説明できない…いや当てはまりもしない。もっと、
複雑な何かが絡み合っている。そんな気がする。
 自分が憂鬱な時は自分しか見えない。けど、私は未だ誰の心も救えない。

 僕らはみんな、痛んでる。
 訳がわからない。きっと朝方に書いてる所為だと、今思った。

 

2002年6月14日…気分やや良好、そして模倣犯
 前回の更新から早いもので8日経ちました。
 ようやく自分の状態も好転に転じかけ、今日を境に
常時接続になりました。
 これからは更新日がちょうどその時に…って何言っているのやら。
 ともかく、大手を振ってサイト経営が出来るって訳ですね。

 さて、今日は後輩の比嘉さんと共に映画を観てきました。
 何を観て来たって?
 はい、「模倣犯」を見てきました。原作、宮部 みゆき先生の作品でございます。
小説は上下巻構成なのですが、装丁のイラストがどうもいただけない。
 そんな事はどうでもいいんです。
 さて、中身のお話です。
 内容とも言えば…何から語っていいのやら。ともかく、中居さんの演技がよかった
。なんと言うか、某木村なんかよりずっと演技力はありました。
 私が思うに某〜は自分のキャラをそのままドラマでやってるだけなんですよ。今
放送しているのを何回か見てしまいましたが、一種見苦しいです。
 さて。
 劇中で私の脳内をかき回していたのは、正直…中居さんとかの演技うんぬんより
も彼の行っていた監禁等々や心理操作。事件の信憑性・実現の可不可について考
えていました。特に別荘で何人かの女性を飼育するシーンですが…。

 私はもっと理想的な飼育の仕方を思いついてしまったのです。
 拉致監禁、洗脳、心理学、凶器、殺人が興味の中心と化してしまった最近の自分
にとってこの映画はちと刺激が強かったようです。
 だめ人間の発生です。

 ただ、一ついただけないなぁ〜と思ったのは犯人の自爆シーン。
 何の火薬だったのか?なぜ隣のアナウンサーは無傷だったのか?
 そもそも体が灰になるほどの高温爆発にも関わらず、彼らとスタジオは無事だった
のか?

 犯人は言いました。
 これは模倣犯じゃない、全てオリジナルだよ…と。
 

 

2002年6月6日…目覚めつつあるもの、失いつつあるもの
 久しぶりに思い出した事がありました。
 中学二年の頃の思い出。
 当時付き合っていた人がいなくなった出来事。
 以来、ずっと無かったことにした…と言うより、一人よがりの妄想と思い込む事で
逃げていました。ぽつりぽつりと、周囲に話し、唐突に瞬間を思い出しては泣き明
かす夜が続くこともあった。けれど、やはり都合良く忘れたフリをしていた。

 過ぎ去ってしまった過去は過去でしかなく、起こった出来事は変えられない。
 だけれども、出来ることなら幸せな時間の中で永遠に過ごしていたい。
 と、言うのをビジュアルノベルにしたのが「ONE〜輝く季節へ〜」だった。
 今、自分はその永遠がほしい。悲しい事や辛い事、そんな事のない世界。
 ずっと続いて行く、永遠の世界。
 人は、それを「天国」といいます。

 目覚めつつあるのは精確な思い出。
 失いつつあるものはこの世界との接点。

 基底現実下で、私こと藤 秋人の存在自体が必要とされなくなりつつある。
 それだけの事です。日々、失われる自分が存在する意義。
 ゆっくりと確実に忘れ去られて行く「自分」と言う存在。
 今まで誰かに必要とされていたからこそ、生きて行けた。
 けれども今は、誰に必要とされているのだろうか。
 わからない。
 親友も友達もいて、それでも自分は必要とされていないとしか感じられない現実
。二日前まで呑気にサイトの改装計画を立てていたのが今では、このザマです。
 自分は誰にも必要とされていないのか、正直な所、まったく分からないんです。
 今まで、「あなたが必要」とハッキリ誰かに言われた事は断定すればありません
。過去、付き合っていた頃の恋人にさえ、言われた事はありませんでした。

 私は厄介者なのでしょうか。それとも誰かに歓迎され必要とされている人間なの
でしょうか。自分が例えばあの人を必要としていても、その人が自分を必要としな
い。しかも、不必要であって排除したいと思っているなら。
 これほど痛くて悲しい事はあるのか、疑わしいです。
 誰に向かってこの日記を書いているのか…そんな所もまた誰かに向かって鳴き
声をあげる卑屈な犬のような私の心なのかも知れません。

 

2002年6月5日…自分嫌、とてもイヤ
 なんだかとても自分が今、「嫌」です。
 発端が明確なだけに、尚更です。

 なんだかよく分からない倦怠感、意思として確か存在する自分。実体があるの
か無いのかわからない「何か」が確かに存在する自分の中で渦巻いている。
 軽率な発言が誰かをより深みに陥れた事。

 それを人は罪と、そう呼びます。

 見知らぬ他人を気付かないまま、傷付けたとしてさほど気にならない。
 けれども、見知っている人をそうして傷付けた時、これほど痛い事は無い。
 例えば、余計なお世話と言う奴は自己顕示欲の一種らしいです。
 受け取った側からすれば「あつかましい、厚意」と言うもの。
 最近は「誰かに必要とされたい」と言う強烈な自己顕示欲が姿を表しています
。「誰にも必要とされない自分に存在理由などありえない」と言う妄想が、私を身
勝手な人間に変えて行きます。

 誰かにとってかけがいの無い存在になりたがっている…だけだと思います。
 少なくとも多分それは、半分無差別で、もう半分は特定の人物にとって自分が
そうでありたいと思っていると思います。

 今までの人生で私は「自分自身の心理状態が分からない」と言う経験がありま
せん。この日記の冒頭で書いた「実体があるのかどうか分からない『何か』」につ
いても頭の中では理解しています。
 叫びたいのをいつも理性で押さえつけているような、そんな感じ。
 常に冷静でなければいけない、こう思ったのはいつの事なのかすら、分からな
い。穴だらけの記憶。事象を割合正確に記憶しているのに対して、自分の心の変
遷について何一つ覚えていない。
 人間なんてそんなものなのかも知れないけれど。

 もう、誰も自分を必要とはしてくれないのでしょうか?
 このサイトを公開して幾月が経ちました。
 自分の事をこの日記に書いてきました。
 出来ることなら、ずっと夢の中で閉じこもってしまいたい。
 都合のいい世界で生きて行けたら。
 でも、逃げ道はどこにもありません。自分の犯した罪や、失ったものは帳消しに
も元通りにもなりません。

 今大学で心理学をとっています。理由は「誰かの助けになればいい」
 結果、学んだ事も忘れて人を傷つけました。
 どこに行ってもお呼びでなくて、何をやっても裏目に出て、
 いてもいなくても世界は平和。
 藤 秋人はそう言う人間だって、つまりそう言う事なのかもしれません。

 知らない内に自分の事ばかり書いている、こんな自己顕示欲の強い私は、もっ
とイヤです。

 

2002年6月4日…修羅場明け
 6月に入ってからもう、4日も経っているなんて。
 時間の流れの速さに驚いてしまう。日記に至っては今月最初の更新になる訳
だけども、その原因とも言えば大学のレポートに他ならない訳です。

 度々、トップページで更新すると言っていましたがどうも出来ない事が多いのも
また事実。つまり私が何を言いたいといいますと…今月はこまめに更新するぞ!

 つまりそう言う事なんですよ。
 幸い、今月半ばから常時接続環境に移行する予定なので。これからは思い立っ
たら即更新なんて事が出来るわけです。チャットを設置してみるのもまた宜しいか
と思います。

 と、言う事で。第三次サイト改装開始です。

 今回の改装では皆さんの意見を取り入れて、順次改装していきたいと思います
。その過程で畳まなければならないコンテンツは潰して行こうと考えています。
 とどのつまり、今月はサイト更新の頻度が高くなります。ご了承を。