Diary......february 2004
管理人の主な行事→春休み
今月の更新予定→ ようやく脳内麻薬分泌開始

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2004/02/29 title = 必要のないものなんて…
 昨日、子供が見捨てられるのを目の当たりにした夢を見た。
 彼は必死に親なのか、兄弟姉妹なのか判らない人を追う。

「なんで僕が捨てられなきゃいけないの? どうして僕は捨てられるの?」

 夢の中なのに、夢だと分かっていても。いたたまれない気分になった。やがて子供は突き飛ばされ、たった一言怒鳴られた。

「あんたは必要ないんだよ」

 ひどく優しい口調がまた残酷で、一瞬待ち望んだ言葉に期待したと言うのに、表情がみるみる曇ってゆく。

 そこで目が醒めた。酷い夢だった。必要のないものなんてどこにもないんじゃあないか?なんて少しばかり感傷的な気分に酔う。寝なおそう、朝食をとって仮眠をとる事にした。今度は夢すらみることが出来なかった。少しばかり惨めな気分になった。


2004/02/22 title = 400字小説を書いてみました
 昨日、所属サークルの会合で絵描きと物書きに分かれて 「コンセプト創作」 なるものをやってみました。私は物書きなので、当然物書きグループへ。そこで与えられた課題は 「400字で掌編を書いてみろ」 と言うもの。

 私に与えられたテーマは 「鼻をかみおわった後の虚無感」。

 どうしろと?

 とりあえず、書いてみて見つめなおすと 「鼻をかまれたティッシュの虚無感」 的な作品になってしまいました。まったくまだまだ精進が足らないなぁ… 。そんな訳で下に昨日書いた習作を晒しておこうと思います。

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終わる世界 作:藤 秋人

 必然か、偶然か。誰かは当たり前のことと笑うだろう。なら彼は物珍しいと興味を持ってくれるのか。
 大きなそれが私を引きずり出した。やがて訪れる事は分かっていた。ならば必然、いや運命付けられているとでも言うのか。激痛でも快楽でもない。それは私をつまむ大きな何か。湿った暴風が体にまとわり付き、それが一瞬だけ笑ったような気がした。

 私はいつか彼が上げたような声を上げた。全身を引きちぎられるような何か。崩れ行くように私は堕ちてゆく。たどり着く先には彼が待っているのだろう。何時かの微笑を失って、私は彼と色のない世界を眺めよう。

 それが私を見下ろす。何を知ることの無い私は初めて世界が終わる光景を目にしている。

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 と、何だか良く判らないものが書きあがってびっくり。それでも近頃中々書けなかった何かを書いた気分にはなったので、またそれも良しと言ったところでしょうか。

 リンクさせて貰っているサイトさまが、約一年ぶりに再開されました。物書きとして、あつかましくも知人・友人として嬉しくこれから目が離せないな… と思っています。
 完結編、ひとまず頑張ろうと思ってます。


2004/02/20 title = とりあえず何から書こう?
 エディタを立ち上げて、書きかけの話を開き、そのウインドウの数を数えてみた。

 ひい、ふう、みのよ… どれから手をつけるべきか。

 てな訳で気がつけばこうして日記書いた方が楽だと言うことで、黙々と日記を書く有様。もうすぐ十に届きそうな書きかけの山は今はそっとしておくことにしました。

 タイトルにもあるとおり、まず何から書こうか迷ってます… まるで迷子です。それこそ、「あれを書けぇー」 と言われれば書きますし、移転までそっとしておくのもそれはそれで時間稼ぎになるのですが。最近、本当何も書いてない (と言うよりは書いても捨ててしまう) ので何とかしたいものです。

 しかし。最近何に対しても興味を無くしているような…


2004/02/18 title = 空白の10日間
 またも、更新をすっぽかしました。情けなさでもう死んでしまいたい藤 秋人です。実は今日まで、もう付き合いだして十年になる親友が遊びに来ていました。浴びるようにジンを飲み、毎夜酒と煙草 (実際あまり吸えないけど) に明け暮れた煙くて熱い友情を育みました。

 突然の訪問だったので、当然休みも取ってません。しかし、この機会を逃せば親友は内地へ旅立ってしまいます。今までのように気軽に会うことも出来ません。
 そこで、藤 秋人の本体には風邪を引いて寝込んでもらうことになりました。代わりにドッベル藤 秋人さんが親友と楽しい四日間 (内、ドッペルさんの出番は三日ありました) を過ごす事になりました。勿論、ドッペル化の魔法を使ったときバイト先に暗示を掛けたのは母上で、それが成功したのは日頃から真面目に働いていたから… でしょうか?

 そんなこんなで、白色 完結編まだ仕上がってません。

 力いっぱいごめんなさい…。

 結構、色々と面白かったので後日小説としてアップしようと思います。勿論、ありのままに書くと物語っぽくないと言うより面白くないので、デフォルメや改竄・捏造を重ねて面白可笑しく書く予定です。

 T氏ごめんなさい。二日酔いの所為か、はたまた只の寝不足か。今日は何か書けるような体調じゃないのよ。(多分に私信


2004/02/09 title = 重責
 こんばんは。 「今日は早く寝よう」 なんて思っても寝るのは朝方。いい加減、深夜にサイトの更新をやるのは控えたいと思っている藤 秋人です。

 先月から、また所属サークルの総務局長をやることになりました。要は、面倒な事務関連や調整を行う訳で凄く面倒なことばかり。あと、編集局長と言う人もいて、そっちは奇声を上げながらサークル発行物製作の指揮や実務にあたる変な人です。
 ちなみに、所属サークルは会員の中から五人を選んで運営事務や実務に当たらせています。何せ、北は北海道 (本拠地?) 西は京都〜大阪までたかが七人の構成なのに各自住んでいるところがバラバラなので、どうしてもそうせざる得ないのです。

 今年のサークル指針としては、前、後期と一年を二回に分けて 「サークル内創作大会」 みたいのをやることになっています。そこで問題になってくるのが、応募作品の発行・配布形態と、配布後の会員投票審査&感想をどうやって全員に滞り無く伝えるか。

 結成から三年。活動方針を一転し、総合創作サークルとして歩き始めたばかりなので今月が微妙な正念場だったりします。何か妙案があったら教えて下さい。


 と、関係の無いことばかりを書いてしまったので。ここで執筆状況をご報告。

■二月九日現在の執筆状況
 ・お約束気味な恋愛模様っぽい話 ---構想段階
 ・ダメ藤 リク作品「『好き』な気持ち」 ---原稿紛失。(手書きだったので
 ・短編連載 「白色」 完結編 --- 執筆中、今週には絶対に

■関係ないけど、次回リンク巡回
 ・十日、午後あたりに回ってご挨拶などもかましてみようかな… と。

 最後に、今ふと思いついたんですけど。良く、「焼けた肉のにおい」 なんて表現を使いますが、それを読んで貴方はどんな肉の匂いを想像しますか? ただ前後の文章関係なしにパッっとその文だけ出された時、どんな匂いを想像するのかな… と思いまして。

 ちなみに私の場合は、ラム(羊)肉の焼けた匂いを思い出しました。北海道人だからでしょうか?


2004/02/05 title = 久々の作品更新
 お待たせしました! (待っている人がいるのだろうか?) 久々に新作アップです。と、言っても短編連作「白色」の後編だったりするのですが。(新作とは呼べないかも

 もしかしたらHTML手打ちに移行して初めての作品更新かもしれません。もっともそれが面倒くさいと言うよりはサイトが未完成だったり、モチベーションが低下してたり、読書量不足から文章をどう書いたら良かったのか忘れてしまったり、大学と家とバイトを往復するだけの単調な生活で感性がすっかり乾いてしまったからだったりするのですが。

 それも休みに入って、いつもより積極的にアレコレした結果、ようやく投げ出していた原稿を完成させることが出来たわけです。ようやく程よく執筆脳が働き出し、このまま次も書けそうな気がします。あくまで気がするだけですが… 。

 次は、念願の短編と行進止まりっぱなしのSadを更新したいなぁ。



2004/02/04 midnight title = エンジン掛かった〜!
 二月になりました。結局一月は「また」作品更新することなく終わってしまいました。惰性です。それこそ、 「お前は所詮惰性で生きている無目的で矮小な生き物なのだよ、人間」 とか言われても文句言えません。問題は、人間と言われて悔しいのか否か? そもそも私は人間なのではなかっただろうか。あぁ、日光を浴びると溶ける… (根っからの夜型体質) 。

 と、言うわけで今晩は。久々に深夜の日記更新です。タイトルにもあったとおり、ようやく執筆のエンジンが掛かりました。ただ、問題なのは今まさにこれから寝ようと思った時に掛かり始めたエンジンをどうやってひとまず収めようか… ということ。

 そういえば、リンクさせてもらっているサイトの管理人さんも割合エンジンが掛かるまで書けないタイプだとか。去年、プロットをしっかり作って書く計画執筆型に自分のスタイルを変えたつもりが今も全く変わっていないことを今日思い知らされました。

 エンジンが掛かって分かった事が一つ。それは、執筆に音楽は欠かせないと言うこと。絶えず自分の波長やインスピレーションに会うような曲を聴いていないと、まともな一文さえもひねり出せなくなる有様。

 とりあえず、無駄に暴走していることは明らかなので。ひとまず、原稿用紙に軽く草稿かメモを取って寝たいと思います。

 最後に、全く関係ない話を一つ。
 今日、バイト先の事務所に無造作に投げられていたチラシを発見。軽く目をむけると…
 「売り物件募集」 とあり、その一つ下の行に

 

「マンション」、「土地」、「戸籍

   ん? こ、こ、「戸籍」だって! 思わず目を疑いました。そもそも 「戸籍を売って下さい」 ってどういうことなんでしょうか? 新聞の折込み広告の癖になかなか味な真似をしてくれてるんじゃあないでしょうか。どれどれ、もっと良く見てみようかな… と目を凝らして顔をチラシに近づけます。(註:この時、秋人さんは眼鏡掛けてません。近視よりも重傷な乱視が彼の物の見方を歪めていたのです)

  

「戸建」

   あはっ、あはははぁ… はぁ…… 。馬鹿ですか私は、まさか 「戸籍」 と 「戸建」 を間違えるなんて。

   幸い、Webでしかこのことを話していないので私のかいた恥が広まることは何とか避けることができました。(本当にそう思っているのだろうか、自分

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