Diary......april 2003

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2003/04/29 title = 月産三作品/三話なんてボクには出来ない

 早、前回書いた「六畳一間〜」を公開して一ヶ月近くになります。今月は色々と手を出しすぎた結果。結局何にも新作出さないままで終わってしまいそうです。

 さて。当サイトは兎も角、他の同系サイト様はおよそ一ヶ月に三作品仕上げる方もいらっしゃれば、連載物を一ヶ月で三話も仕上げてしまう方もいるわけでして。

 私から言わせて見れば「バケモノか」 と。

 まるで一日中執筆してるみたいなスピードかと錯覚してしまう位、更新頻度の高い小説サイトも存在しているわけでして。

 それから比べて当サイトのなんと退屈な事か!ため息しか出ません。(はぁ…

 明日は書き貯めしている短編の原稿を推敲して、載せれるようでしたら更新します。

 くれぐれも期待しないで… いやして欲しいなぁ(溜息

 

2003/04/28 title = 隣にいらした客人(転じて変人)
 タイトルの意味不明さはもはや恒例行事みたいなものなので、気にしない方がいいかも知れません。

 

 リンクが増えまして。

 それだけなんだけどね。(汗

 

2003/04/25 title = 憂鬱衄思案の中で
∝毎度毎度、たいしてこの日記を読ょでいる人間がいないのをいい事に∝
 何の役にも立たないテキストを書き、サーバーの容量ょ無駄遣いしている毎日です。

 さて、ここ五日間ほど信じ裼れないほどの倦怠感と憂鬱に襲わ裲身動きの取れなかった(それなり衙は取れていたのだけども) 藤 秋人です。みなさんこんにょは。

 さて、前回藕新から五日間。更新しようとして袁頭の中に「閉鎖」の二文字が浮か褥でいました。

 まぁ、人間そんなものです∝絶望しかければ絶えず人は死を渇望します。人間の考えることは実に手前勝手で、死を渇望した人間などは死の先に静寂と生ぬるい孤独を求ょる傾向があります。

<> つまり、死んだ後は「自分の望褥だ世界があるのでは」 ないかと灘合良く考えているのです。

 しかしながら、現実にはおわかりと思いますが死後衫世界をしっかり体験した挙句、意蕕揚々と還ってきた人はいません。蕭にゴマンと存在する聖書を開けば蘂これまた都合の良い世界が書かれ蠧いるわけでして。まぁ、それも書蠅た人間が生きている間に書いたも衫なので信憑性に欠けます。

 では、死後の世界とはょういうものなのでしょうか?

 答えは「わからない」蛯ナす。正直、天国があってもそこょまた「死ぬ」 かも知れま蟷んし、死んだと思って目覚めて見裲ば女子中学生として起床したとこ褄かも知れません。勿論、阿弥陀如蛻の手助けをするかも知れませんし蘂キリストと共に神の元で久遠の時を過ごすのかも知れません。

 それと同様に∝たまたま倦怠かつ憂鬱になった私ょ今まで手塩に掛けて運営しているょのサイトを閉鎖して果たしてそれょ本当に自分の望み… ないし、自募を救う事になるのでしょうか?

 それもまた闇の中で蟾。

 転じて、改ょて考えると人間誰しも冷却期間と悟うものが必要なのかもしれません∝

 思考の海に溺れたり、安易な決断を下す前衙。時間の許す限りその事を頭の隅衙追いやり、ギリギリになって決断するときには、人間と言うヤツは割と納得できる答えを導き出せるものです。

 勿論、重要な決断。たとえば景気対策や経済政策、外交や軍事… もっと日常に目を向ければ結婚や出産、殺人の後始末、借金の返済や将来設計などは短期間に慎重な決断を下す必要があります。

 ですが今回のような、やれ「憂鬱だから首をくくる」 とか 「だるいからサイトを閉める」 と言う事に関しては割とどうでもいいことなので (自殺に関しては極論、本人の損得から来るものだと思っています。[例] つらいから自殺をしたい=つらさから自由になりたいから自殺をする) さきほど書いたような長時間且つ適当な決断で充分。と言う訳です。

 して、肝心の私の決断ですが。

 「サイトは暇潰し且つ発表/交流の場。今閉鎖して暫くして新設しても前の読者はついて来ない。ならば、どうにもならなくなるまで続けてみればいい。最終的に良い思いするも嫌な思いするも自分なので問題無し。」

 てな、感じです。意外に自分の周りにこんな悩みを抱えている方が多いようなので、何かの参考になりはしないかと思い、筆を取って見ました。

 このテキストが誰かの役に立つといいな… なんて思う事が始めてだったり(笑

 

2003/04/20 title = 消えてゆく
 唐突に今自分が誰なのかが分からなくなる。
 否、客観的には判る。自分は藤 秋人であって今こうして日記を書いている。

 問題は、自分の存在がどれ位の人間に認知されているか。

 それだけに尽きる。

 それは、己が存在意義にブチ当たる。つまり、

 「誰かに覚えていてもらいたい」 ただ、それだけ。

 果たして。過去、現実世界で会ったどれほどの人間が未だ自分を覚えているのだろう? 人は何日間か人と会わないだけで、いともあっさり現実から旅立ってしまう。

 だからこそ恐ろしい。

 雲が緩やかに流れる中で、子供達が遊ぶ声を聞きながら。

 誰かの特別になり、誰かの為だけに生きて行きたいと願う自分。

 人は、願うだけで努力をしない者をこう言った。

 「愚者」。

 緩慢な時間の中で確かに存在するが、希薄な存在。
 そんな存在に私は変わってゆくのだろう。

 ただ、そこに幸あらんことを。流れる時間がいつまでも穏やかであるように。

 晴れるといいな。

 

2003/04/17 title = ADSL開通、生命保険
 コストダウンとは、メリットとデメリットが当然付きまとうものである。

 私の場合、メリットは低料金且つ定額で高速インターネットが楽しめるようになった事であり。そしてデメリットと言えば、この間まで接続に使っていた通信機材が費用対効果に見合わない形でその役目を終えた事だろう。

 しかし、それ以上に…

 ADSLモデムとブロードバンドルーターの設定に一日半掛かってしまったのだろう?

 ともあれ。

 今日、生命保険に入った。と、同時に「いやぁ、そんな年になったんだなぁ… 」 としみじみ。勧めてくれたのが、今のバイト先で知り合った方で信頼・信用出来ると判断したため契約。その場で契約料兼保険料を納めて、サ店代を奢っていただきました。

 これから仕事な訳ですが、いやはや。高速通信はいいものです。 

 

2003/04/13 title = 選挙とやらがあったそうです
 少なからず自分は投票に行くほうだ、そう思う人手を挙げて♪

 と、聞いてたとえば十人がそこに居たとすれば手を素直に挙げるのは三〜四人。

 これが今の日本における投票率である。つまり、昨日の日記で書いた政治家先生諸君は先に書いた手を挙げた人をターゲットに叫びまくっていたわけ。

 では残りの七人は、と言えば選挙なんて物好きのやることだと思っているのかいないのか。投票権を丸投げして日々の生活に勤しんでいる。

 まぁ、世の中そんなものだ。

 誰しもが「自分は世間一般とは違う存在」 だと主張し、「他人と同じ、でなければ世間が当然のように行う行事に乗っかるのは無個性・没個性だ」 と似たような感覚を持った挙句、彼等がシニカリストのように振舞うことに満足しているからこの世の中。いつまでも変わらない。

 かく言う私とてその一人であることは間違いない。
 テレビを見て「あれはダメだ、これもダメだ。くだらない」 と足掻いている連中を見下し、信用出来ないとのたまい、自ら展開する持論はそう言っている割に妥協に満ちたくだらないもの。

 そんな私の愛するコトバは

「まぁ、俺も銀河の隅っこから隅っこまで回って長いが未だフォースなんてモンを見たことがねぇ。ようするに俺が見てないものは全部イカサマってこった」

 である。(スターウォーズエピソード4 ハン・ソロ船長の言葉)

 願わくば、友人から「おお、我が愛すべきダメ人間よ」 と言われたい。

 そんな風に思っている私と選挙とはあまり縁がないのは言うまでも無く。

 それよりも気にしている事と言えば雨が降っていることぐらいか。
 嗚呼、頭が痛い。

 まったく関係ない話ですが短編連作「白色」、近日後編公開と同時に大幅加筆修正の予定です。

-------追記----

 本日、小説系リンクに"A thistle head"様を追加しました。
 リンクコメントでも書きましたが、その文章力と構成力… なによりも作品の完成度が高くそれでいてすっきり読める作品が揃っています。是非一度立ち寄ってみることをお勧めします。

 

2003/04/12 title = 生暖かい風と選挙
 前回の日記から早四日。タイトルの「生ぬるい」は自分自身かと、一瞬そう思う。

 学校からの帰り、街中に繰り出してみた。溢れ返るような人、人。大きなうねりとざわめきの中で、一際耳障りなのは選挙カーから流れる演説。

 それは最早、演説と言っていいのか悪いのか。自分の名前を叫び、誰となしに礼を言う。一週間前は、まだ演説と言えるようなものだったにも関わらず。選挙が明日ともなれば、己の掲げる理念や理想はては公約を説くよりも道行く人々に己が名前を刷り込む事の方が重いと見える。

 なんの関心も無ければそれだけで滑稽なのが政治と言うものなのかも知れない。

 曇天の中、今日の授業を反芻していた私にとっては彼等の叫びは雑音でしかなかった。

 風は強く、頬を撫で。春らしい心地よさをくれた。

 が、よく考えればそれにつられて変態も冬眠から目覚めてしまう、この風。
 そう思った途端、それまで感じていた心地よさが一転。

 なんだか生臭い匂いがしたような気がした。

 晴れるといいな。

 

2003/04/08 title = 雨
 前回の日記で、「我思うが故に我あり」 と言ったのは多分カント。と、言っていましたが。

 どうやら、言ったのはデカルトらしいです。(別にどうでもいいような気もしますが

 札幌は今日は雨な訳ですが、どうも私は雨が好きになれません。

 確かに六月の雨なんてのは程々の風情があるのですが、ここ北海道に降る雨はどこか冷たいような気がします。突き詰めて考えると憂鬱にもなるものの、大雑把に捉えれば雨の一つや二つなんて事もない。雨そのものに意味は無く、只降り注ぐだけ。

 そこに「降り注ぐ水」 と言う事実以外を見出すのが人間と言うものなのでしょう。

 しかし、雨を見ていると。どうしても憂鬱になってしまいます。

 春の陽気に身を任せてみたい、今日この頃です。

 

2003/04/06 title = 我思うが故に我あり
 なんて言ったのは誰だったか。カント?

 前回の更新から約一週間。このままだと週一更新にシフトしそうで、それがまた怖い。

 今月十六日にADSL開通との事なので、その頃になったら喜び勇んで更新するのだろうが。今は自前の回線スピードの遅さにヤキモキしているので、更新間隔が空いているのはその所為かも知れない。

 何にせよ、新学期も始まってしまった事であるし学生は本業に従事せねばならぬ。

 一時期は何かに取り憑かれたように量産していた作品も今や二ヶ月に一発が精一杯。その分、クオリティ自体は上がったと思うのでこれも良しとしても。

 どうも、閲覧者の期待に答えていないような気がする。

 さて、まったく話は変わってしまうが。

 先日、仕事中にお客が飛び込んできた。ちなみに、私の副業はレジのお兄さん(お姉さん?)である。何事かと聞いてみれば、自転車の鍵が開かないらしい。早速、外に出て鍵を開けてやろうと奮闘するも全く開かない。

 すると、レジを離れる際お隣のレジの方に留守を頼んでいたのだが、すぐ戻って来いとの事。思えば、彼の人は今自分のレジを撤収している最中だったような気がした。

 仕方が無く、私はお客に丁寧に詫びて仕事に舞い戻ったのだが。
 その時に感じた自分の無力さに今日も心を乱されている。

 ここで今日の日記を無理矢理まとめたい。

 更新間隔も自転車の鍵も。結局はなるようにしかならなかったのだろう。
 自分はベストを尽くした、それでいいじゃないか。

 ちょっとした挫折感を胸に無理矢理しまいこんで生きてゆこう。(投げやり