Diary......june 2003

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2003/06/30 title = 今月を振り返る
 六日間ほど更新をサボっていました藤 秋人です。皆さんこんにちは。

 さて、載せるよ、読ませるよ〜。などとお客様を誘い、結局結婚サギのように裏切ってしまっていました… 。 気付いてみれば。

 今月はとみにネット離れが酷く、完成した作品でさえ未だHTML化していない始末。五月に始めた題材作品は既に全て書きあがっています。 ←おいおい

 よって、来月… と言っても明日以降になりますが異例の更新ラッシュが予想されます。今月は新しく寄ってくださった方が多かった月でもありますし。六月裏切った分はしっかり、別の意味でのいい裏切りによって許してもらおうと画策しています。

 そうそう、ネット離れの原因の一つとしては。
 気温23度以上の日が続いたことや、蒸し暑い雨の日がしばらく続いた為だと私は思っています。やっぱり、暑かったり湿度が高いとヤル気起きませんし。ねぇ ?

 続編希望調査。ひっそりと今日で終了です。ご協力ありがとうございます。

 

2003/06/24 title = 貴方の事を深く愛せるかしら
 今、この日記を読んでいる方々にはあるだろうか ?

 自分だけの愛の歌。

 私の場合は、スピッツの 「冷たい頬」 な訳ですが。
 今はもう別れてしまった (そろそろ別れて二年ですね) 彼女とカラオケに行った時に、よく歌った覚えがあります。結局、酷い別れ方をしてしまい今になっても後悔にさい悩まされる事もあります。

 今日の題にもなっている言葉が、冷たい頬の歌い出しな訳ですが。
 結局、深く愛していたとしても、彼女の気持ちを考えてなかったような気がします。
 槙原敬之さんの曲、「これは只の例え話じゃない」 でも、こんな詞がありました。

大切な人を傷つけたいと思う訳ないと誰もが言う

 確かにその通りで、当時の私も彼女も夢にも思わなかったのでしょう。
 しかし、皮肉にも互いのすれ違いが悲しい結果を招いてしまったのは、今も後悔と苦しみだけを私と彼女に与えつづけているのかな。そうとも思ってしまうのです。

 いつか、どこかで会えたら。一言謝りたいものです。

 とは言え、いつまでも過去ばかりを見ていてもしょうがありません。
 想うだけで、自分の都合の良いように世界が変わるわけでもなし。だから私に出来ることは、将来出逢う誰かに彼女以上の愛情と気持ちを推し量って接することだけでしょう。

 と、考えて改めて呟いてみる。

「貴方の事を深く愛せるかしら」

 何故か泣けたあたり、確かに私は彼女を愛していたのだな。そう思うと同時に、今の彼女の幸せを願う午後でした。

 貴方には、貴方だけの 「愛の歌」 ありますか ?

 

2003/06/17 title = (番外更新) 藤 秋人 対 作品内キャラ ☆その2
 人間にとって命の終わりとは、即ち 『死』 である。
 それは、人間の認知する世界に定められた生きとし生ける者どもの宿命であり、その中で人間は寝起きを重ねる度にその宿命から逃れようと喘ぐ哀しい生き物なのだ。

 さて、人間にとって避けがたいこれの後と言う物を皆さんは考えたことがあるだろうか。
 いわゆる 『死後の世界』 と言う物があるのだとすれば、そこで己が造物主と出会えるのではないか。多くの宗教が人々に希望を与えようとしている中、もしそれが出来るならば、是非色々と問いただし、幸せになってみたい人間もまた存在する筈である。

 今回は、そんな一人の少女の話。

ダメweb作家、藤 秋人 対 作中キャラクター (2) 冬の花火

本文はここをクリック!

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 番外更新も気付けば二回目となってしまいました。いやぁ、異様に長くなってしまったので、こりゃ近々まとめて別のページに載せなきゃいけませんね。

 さて、最後の辺りの会話文を読んでのとおり、冬の花火の続編は企画物の一つとして生まれ変わりそうです。もし、智也と結衣の幸せな結末が読みたい方。そして、今回の作者代理として永遠とペラペラ喋ってくれた、外科医 藤谷秋人クン と、彼の恋人であり二月の日記で初登場したバーテンの新藤 風奈嬢とのラブコメ風作品を読んでみたい方。

 掲示板メールにてご意見お願いします…。

 あと、私信なのですが。
 感想メール遅れて申し訳ないです。何通かに別けて25日まで送りますので…

 

2003/06/13 title = 十三日の金曜日
 十三日の金曜日と言えば、かの有名なジェイソンを思い出す方もおおいでしょう。
 チェーンソーから斧まで、彼の手に掛かれば文明が生み出してきた利器はすべからく凶器へと変貌してしまうわけです。いや、恐ろしい。

 こんな十三日の金曜日。世の中では、それに倣ってかやれ電車・地下鉄への飛び込みと言う行事に繰り出す方も多いようで。ローカルからグローバルニュースも大いに盛り上がっているようです。

 さて、こんな日にも関わらず。私は給料日だったりするわけでして。

 やや普通に髪を切り、やや普通に引き落としの額を見て落胆したりと。
 何でもない日常を送ってしまいました。折角の十三日の金曜日だってのに何処か損した気分です。

 いや、しかし何ですね。神様と言うヤツはこんな私へも十三日の福音を与えてくれました。

 この日記を書いている今日。バイトは夜の八時からだったのですが、ちょうどこの日記を書いている時に職場から電話が。

私 「もしもし」

??「もしもし、どーも藤クン。チーフ」

私「あぁ、(レジの)チーフですか。」

チーフ「そうそう。…という訳で悪いんだけど、七時から仕事出てくれないかな〜」

私「え ? どうかしたんですか ?」

チーフ「それがねぇ、新人のTさんが休みとっちゃってね〜。に。そいで、今人手が足りないから出てくれないかなぁ。七時から。」

私「はぁ… (溜息) 分かりました。ほかに成り手もいないみたいですし。七時からでしたよね ?」

チーフ「うん、そうそう七時から。三十分休憩もあげるからさ ♪ ほじゃ待ってるわ〜」

 ガチャ… 。

 そうか、Tの奴。休み取ったのか… 。急に ?
 

 そのおかげで俺が時間変更で仕事ねぇ。最近、店の中が蒸し蒸ししてヤな感じなんだよな〜。
 どうして、俺が苦労しょいこまなけりゃいかんのだ… 。

 と、こんな事がありまして。
 あれです、バイトも二年となれば色々と面倒な事を押し付けられるようになるんです。
 前の職場でも、「何でも願いを叶えてくれるピンチヒッター藤」 と呼ばれコキ使われて来た私です。耐えて見せましょう。

 頑張れ、私。

 

2003/06/09 title = 鬱脱出
 先日、やれ閉鎖だの更新休止だのと騒いでいたのに。

 あっと言う間に、復活です。 …いい加減、この迷惑な精神構造をどうにかしたいものです。

 と言う訳で、藤 秋人です。みなさんこんにちは。

 さて、久しぶりに別館更新です。今回はコラム、「存在価値」 です。
 昨日の更新後ふと思いつき、 「私、馬鹿だけど。馬鹿なりに一生懸命考えたんだよ」 とまるで某恋愛小説のヒロインみたいに思いながら綴りました。もっとも、男である私がこんなこと言っても特別ずしりと心に響くものではありません。

 こんな台詞は、可愛い女性が言って初めてサマになります。

 兎角。最近、小説執筆とかサークルワークとか考査対策とかでバタバタしているので。偶にはテキスト書いてまったり、と言うのも悪くないかな… と思います。

 一方で、やはりヘボい私の作品でも少数ではありますが、読者様がいらっしゃる訳でして。期待には答えねばなりません。丸投げ気味の物でさえ、 「続きが読みたい!」 と仰って下さる方もいる訳です。

 当然、一人の物書きとして嬉しい限りです。励ましてくれる方、掲示板に足跡を残してくれる方、メッセンジャーで話し掛けてくれる方。全ての方にありがとうです。

 最後に一つ宣伝をば。

 私とstr氏、そして風我氏とで運営している共同サイト 「crazyst night」では、とある企画を準備中です。是非是非チェックしていただけるとありがたいですね。
 そして、私が運営する創作支援サイト 「創作休憩所」 に登録式リンクを設置しました。よろしければ貴方のサイトを登録しませんか ?
 ついでにちょっぴり募集。当サイト管理人が運営する創作休憩所では、お客様・執筆の基本を掲載するテキストを書いていただける物書きさんを募集しています。参加表明や、テキストを書いてやってもいいと仰る方は、休憩所内の雑談掲示板までお願いします。

 

2003/06/08 title = 鬱降臨
 書いてはいるのだけれど、公開出来ない。あらかた仕事は片付いているのだけれど、まだ残っている。自分の価値観を失い始めている… などなど。

 今回の降臨っぷりは重症かも知れません。
 初めて 「閉鎖」 の二文字が頭をよぎりました。

 うわぁ、こんなの初めて♪ (明るく言いつつも、心中は複雑です

 三日ほど考えてみようかな、そう思います。

 結局、閉鎖なんてしないで九日にでも何気なく更新している――― と言う結果が出る事を期待したいものです。
 尚、もし閉鎖しても共同サイト 「crazyst night」 の方で活動は継続するので。もし、そうなったとしても心配いらぬと思います。

 ふぅ。小さな人間ですな、私は。

 

2003/06/05 title = 第三世界シリーズ(試作品)
 眼鏡を外すと、近眼と乱視の所為か視界がぼやける。

 黄色い光が木々の間から漏れ出しアスファルトに舗装された道をパレットに変えた。

 そんなぼやけた視界の中、黙々と自転車のペダルを漕いでいる。

 考えるのは、己の存在意義。この世の全てに意味なんて無い、そう思っていたのは過去の事で。今とも言えば、確かに人間には存在する意味があるんじゃないかと思ってる。

 視界の隅にスーツ姿の女が映ったかと思えば消えてゆく。どんな顔をしていたのか、こちらに気付いていたのか… 。それすらも眼鏡を外した今は判らない。眼鏡を外してから、世界が急に穏やかになったような気がして、考えていた事すらどうでも良って何時の間にか気分が良くなっていた。

 途中寄った公園のベンチに、おぼろげではあるけれども見知った顔を見たような気がして、自転車を降りベンチへ歩を進める。
 ゆっくりとぼやけていた視界が鮮明になっていく。やはり、見知った顔だった。

「あ、ここまで降りてくるなんて珍しいですね。中佐」
「まぁね。勤務明けの休日なんだから、たまにはね」

 一言断り、ベンチの隣に腰掛けた。日は注ぎ、青空が拡がっている。それら全てが人口の物、まやかしであるにも関わらず、それはあたかも当然のように存在している。

「平和だな」
「ええ」

 少なくとも今はこれでもいいと思っている、束の間だが平和で長閑で愛しい。

「大尉」
「なんですか ?」

 振り返った部下であり恋人である彼女に、そっと口付けを。

(END?)

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 現在連載中の 「Sad System」 第一部が完結した後で、短期集中連載しようと思っている 「第三世界シリーズ」 の予告編みたいなもんです。と、言うか企画物とか 「完璧な恋人」 とか 「白色」 とかどうしたよ ? とか言われると返す言葉もありません。ごめんなさい。
 同時に並行して書いてます。ちなみに今書いている作品は以下のとおりです。

最優先(近日公開) → 「木漏れ日とせせらぎの中で」 、 とある作家さんへの感想メール
優先(今月公開) → 「完璧な恋人-完結編」、 「『好き』な気持ち」 、 「Octorber winds」
来月公開 → 「Sad System」 、 「第三世界シリーズ」

 

2003/06/03 title = 長い道のりであったなぁ
 思えば、長い道のりであったような気がする。

 このサイトが初めてWEB上で発生したのが、確か一昨年の八月中旬。ジオシティーズの規約改変に憤り、何も考えずIswebへ引っ越したのが、現インデックスに書いてある開設年月日。こと、去年の十一月六日。

 そして、現fc2webへ引っ越してきたのが去年の九月十五日… 。

 当時はこのアドレスの短さと、サーバーの軽さに惹かれて移転を決めたこと。
 現在では考えられないほど、ここのサーバーは軽かったような気がする。

 まぁ、今もそこそこ早いけども、当時の早さには舌を巻いた覚えがある。

 何時の間にか、お客様も増え、掲示板も開設当初よりはずっと盛り上がってる。管理人が交流下手にも関わらず、書き込んでくれるのに心中にて感謝の涙を流したことは幾度となく。

 兎も角、今年の冬で (厳密には夏で) 当サイトも二周年を迎えます。

 この日記も日々、主義主張が無くなり単なるぼやきのようになって行くと思いますが。何卒、これからもよろしくお願いします。

 ……と言って終わってしまっては何の為に更新しているか判らなくなりそうなので、一つ。

 先日、久しぶりに立ち読みをしに、街へ出かけました。
 ダイエーの駐輪場で自転車の鍵をかけていると、まるでガングロギャルを彷彿とさせるような女のダミ声。

「ち”ょ、なんばムカづく〜! ○○こねぇさぁ !」
「ナニそれ!ァイツマジ殺すぅ”… 」

 何だ !? と思って振り返れば、しっかりと学生服を着込んだ女子高生。でっかい声でわめき散らしながら禁煙にも関わらず煙草をふかしておると言う、ある意味衝撃的な光景でした。

 よくよく彼女らの制服を見れば、そこそこに学力の高い高校の制服をお召しになっていて一見、何の問題もない少女のようにも見えたのですが。行動と言動だけを取れば、場末のスケバンを見るようでした。

 さて、何処の世にも頭でっかちと言うか、知識あれど人間がダメ。そんな方がいらっしゃいます。知識と言うより知能指数が高いと言ったほうがこの先判りやすいので、はい。

 知能指数といえば言わずと知れたIQですが、実は最近IQに近い概念でEQと言うものが注目されているらしいです。EQとは心の発育指数 (うろ覚え) の事で、言ってしまえば精神発達指数とも言えるでしょう。つまりEQが低ければ低いほど、未熟であり。高ければ高いほど、成熟していると解釈出来ます。
 では、知能指数が高いにもかかわらず、どう考えても幼稚な方をどう見ればいいかと言えば。

 単純に、心 (気持ち) の成長が遅れている。そう言うことになるのでしょう。

 と、考えれば先に挙げた女子高生達の見かけとは裏腹の行動もEQが低く、精神的に未発達な段階にある。そう考えられるわけです。

 日本では高度成長期から今に至るまで学力重視 (偏差値/IQ重視) の方針が取られてきました。その為か、道徳・倫理をはじめとする 「心の教育」 は置き去りにされ、社会の評価基準も 「いかに論理的/学術的思考や学歴に長けているか」 とされてきました。

 近年増えつづける凶悪犯罪は、能力のみを追及し、人間らしい成長をないがしろにしてきた罪と罰では無いかと私は考えます。

 最後に。よく考えてみれば、小説や映画、そしてアニメや漫画に出てくる 「狂った人間」 と言うのは 「素晴らしい知識を持っている」 にも関わらず、 「頭の中身は十代の子供」 のままだったりすることを。

 個人的には高いIQよりも、高度なEQを持ちたいものです。