Diary......november 2003
管理人の主な行事→16日、所属サークルが本(小説本、同人誌)を出す為。お手伝い。

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2003/11/30 title = 柊
 すっかり季節は冬となり、ふと気が付けば自分がたった一人時間から取り残されたような寂しさを覚えてしまう。そんな日々。前回の更新から忙しさにかまけて手をつけられなかったことを悔やむ。

 兎も角、今日でやっと公開できるように原稿を書き終わる事が出来て嬉しい反面。期日どおりに更新できない微かな負い目。
 白色、とりあえず終了。それが何を意味するのか、毎日を淡白に過ごす自分にとってこの作品は、そして彼等は何だったのか。自らが綴った物語の意味すら分からなくなるのは作品がもう立派に作者の手から離れたのか、はたまた書き始めた頃、作品世界と共にあった己が意識が砂時計の砂が如く零れ落ちてしまったのか。

 Do as infinityの 「柊」 と言う曲を聴いて、嗚呼。そう一言、吐息を漏らすのが精一杯だった。思えば、柊の実など考えたこともなかった。柊の棘ばかりを思い浮かべ、ほかの何を見ていたのだろうと。雑感が、迸る何かが自分を突き動かそうとしている。今、こうしている時もそう。

 呑まれ、酔い、混ざり合い、波打つ。それら感情の起伏が、ほんの一瞬だけ絶対的生存価値を私に与えてくれる。言わば、 「汝、筆を取れ」 と言う啓示。その間だけ、本当に生きていることを実感できる。今まで構想してきた作品世界が、聴いた曲のイメージとは関係なくとも、あるべき方向にまとまっていき、爆発的に己を駆り立ててしまう。
 その強烈な何かに抵抗する術はない。ただ、激しい思慕のような胸の苦しさと泣きそうになるようなイメージ。考えていた作中の登場人物との一体化、こみあげていく喜怒哀楽、狂いそうになるような感情。

 だからこそ、一言で事足りる。そう、吐息ひとつと微かな嗚咽。
 この麻薬にも似た快楽の為に、きっと私は物語を綴るのだろう。どこか知らない世界全体から語りかけられる物語を。

 死ぬ瞬間まで、書いて続けたい。そう思う。

 恐らく、昂ぶっている。だからこそ、こんな戯言を許して下さい。


2003/11/20 title = 年末調整
 …というものがあるそうで、さっきまで書いていました。もっとも年末調整とバイト先の総務さんは言っていたのですが、渡された紙には「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」 などと言う何やら魔術めいたタイトルが付いていました。思えば高校一年の時からこれを毎年訳も分からないまま書いていた覚えが… 。なんとなしにこの紙の意図とするところは理解できるのですが、肝心の記述内容について露ほども理解できない自分がいます。(文系なのに

 今日は少し早めにバイト先に行って、総務さんを問い詰めてみようと思います。多分、親切丁寧に教えてくれることでしょう。ああ、いいバイト先でぼかぁ幸せだ!

 これでもう少しシフトに優しさがあれば完璧なのになぁ…

 諦めてバイトにいってきます。 …逝ってらっしゃい。


2003/11/19 title = 意外な方向へ
 秋なんて言葉はどこへ言ってしまったのか? いつの間にか季節は移ろい、今や北海道は初雪も迎えてすっかり冬になってしまいました。

 毎日が十五度以下と言う私にとっては嬉しい季節となりましたが、さすがに夜になって気温零度ともなるとただ寒いです。誰だよ、夕方から深夜までのレジ打ちなんてバイト選んだ奴は。(自分…

 さて、現在短編連作達をせっせと書いています。いい加減、ひっぱりすぎて誰も覚えていないものも多々ある中、今月中にせめて 「白色」 と 「完璧な恋人」くらいは完結させたいもの。そんな事を思いながら先日まで改装作業に追われていたときのこと。

 掲載作品をジャンル別に分けていたところあることに気づきました。
 それは、「恋愛小説が多い」 ということ。延べ三分の一が恋愛小説だと言うことに気がつきました。

 思えばサイト解説当初は、恋愛小説に偏らない執筆を目指していました。何故か? なんて聞かれても理由は分かりません。ただ何となくそうしたかったと言う事は覚えています。ところが今や三分の一。創作スタンスになんら反することではなく、気にはしていなかったのですがこうして見ると確かに色々と変わっていったんだな。なんて柄にもないことを考えてしまうのです。

 これから一日、一サイトずつリンク紹介文ページ製作に入ります。と、同時に今まで中々定期的に見ることが出来なかった相互リンクサイト回りを強化しようと考えています。


 →追記
  現在、SFC版シムシティをプレイ中です。
  気づけば、まとまりのない日記になっています。いつぞやの話の趣旨がまとまった日記はどこへ旅立っていったのでしょうか?


2003/11/17 title = 本、売ってきました
 昨日、十六日に所属サークル Culture maker が札幌はつどーむで行われる同人誌即売会に参加する… とのことで。本の編集に携わっていると言うことと、創立者の一人としての責任上店番として出かけてきました。ちなみにバイト先には 「大学の実習の為、休みをください」 と言ってあるのでお休みです。何の問題もありません。何の問題も・・・ 。

 さて、去年同じように参加したときには本は一冊しか売れませんでした。その本には稚作、 「鎮魂」 が載っていたりしたのですが… 思ってたより全然売れなくてしょげた思い出が去来します。が、驚いた事に新刊は四冊も売れました。いやまったくびっくりでした。いろいろと楽しかったのですが、反面。人が多いところが苦手なので、人に酔ったりと大変。

 問題は、執筆状況です。授業の間に草稿を書き溜める日々なのですが (想像力に歯止めが利かなくなりはじめた) 、字面が汚くてどうやってエディタに書き起こそうか。そして教科をまたいでの草稿もちらほら、まとめるまでが一苦労。
 日々之鍛錬也で、やっていきます。


2003/11/14 title = 改装一応完了
 じっくりと時間を掛けて改装するつもりだったにも関わらず、猛ダッシュで作り上げてしまった今。ちょっと後悔してます。こんにちは、藤 秋人です。

 さて、ようやく改装を終えてこうして公開しているのですが。何か変わったような感じはしたでしょうか? 改装したと言っても全部タグで作っただけで外観上の違いは殆どないと思います。まぁ、リフォームほどのものと思っていただければ… 。

 しかしながら未だ不具合や未完成の部分もあると思うので、月曜日くらいまでは不便かも知れません。何か表示されなかったりした場合はお知らせいただけると嬉しいです。

 短いですが、これからも当サイトをよろしくお願いします。(ぺこり

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