Diary......december 2003
管理人の主な行事→14日、所属サークルが本(小説本、同人誌)を出す為。お手伝い。
今月の更新予定→ 更新延期、せめて年末までに予定している半分を消化予定

一ヶ月前へ一ヶ月先へ

2003/12/23 title = また延期か(厭になるよ
 と、言うわけで自分を追い込んではみたものの。やはり書けないときは何も書けないと言うことを今更ながら実感。白色は原稿は完成すれど、満足できないので推敲中。その他の例としては、「完璧な恋人-完結編」 が停滞中。これも出来かけの原稿をやはり推敲しながら放置プレイ。年末までにSad systemの第一部(火星編)だけでも終わらせようと考えてたのが全て水の泡。

 そんなこんなで気付けば、十二月も終わりに近づいていますね。せめて明日にクリスマスおめでとうショートショート(冬の花火とか、『好き』の気持ちとか、白色とか、木漏れ日〜とか。とにかく形振り構わずイチャイチャしている作品キャラ共を一同に集めて… って話とか?)をアップしたいな。とか考えています。いつもどおり予告を裏切る可能性が限りなく高いので期待しないほうが賢明です。(と、こう言うと卑怯なパチモン臭い怪盗紳士ルパンみたい

 時に昨日 (書いてるのが深夜なのでまだ昨日と言うより今日) バイトと学校。ダブルでお休みでした。にも、関わらず。何となく無為に過ごした所為か、今日何もしてません。

 せいぜい、銀行行って諸支払いを済ませたり、クリスマスケーキの代金を払いにいったり。変わったことと言えば、友人宅に出かけていったことくらい。で、そこで垂れ流しになってたアニメをみたくらい。ラーゼフォンと言うやつで、何でもムー大陸と哲学とロボットそれらをごちゃ混ぜにしたという激しいものでした。

 それを見て、ちょっとお喋りして解散。何の為に425円掛けてバスと地下鉄乗り継いで出かけて行ったのか? なんて考えて自己嫌悪。

 結局、昨日と27日が年内でバイトが無い日… つまりは休みなのですが。その大切な二日の内、一日を無為に過ごしてしまったと言うことです。(しかも27日は妹のスキー学習対策の為に一日スキーの先生してきます。

 関係ありませんが、最近自分がキリスト教寄りの言動を取っていることに気付く。
 やれ、「良い週末を」 だの。「主は来ませり」 だの。
 と、言うことで暇潰しに友達から借りた新約聖書をあと二日で読破しようと思います。

 クリスマスはカップルがラブホで子作りする日では断じてない!ネロとパトラッシュの命日ではないか、喪に服せ(何

 注) これだから独り者は困ります。


2003/12/18 title = 現代の人の生き方こそ純文学
 難解なタイトルです。こんにちは、お久しぶりの藤 秋人です。

 今日はふと、先日思いついた事などを書こうと思います。あと、作品の更新は意地でも明日やります。たとえ日付をまたいで翌日のサークル運営会議を欠席しても。

 先日、公共放送NHKでイタリアはヴェネチアについて何だか素朴な紀行番組が放送されていました。ナレーションもほとんど無く、唯一喋ってくれるのは現地の職人や住民だけ。そこでは、現代と中世が同居… 端的に言うなれば教会の鐘の音で一日の仕事を終える市民の姿が映し出されていました。
 なんだか、不意に酔ってしまってバイトで疲れてしまっていることも忘れ、見入ってしまいました。

 そして、見終わった後。唐突に思いました。

 
現代人が生きているのは純文学の世界である、と。

 ある漁師が言う。 「俺の親もそのまた親もこうして漁を続けてきた」 その顔に迷いは無くその流れの中で彼は幸せや苦労を知り身を委ねながらも自らを捨てていない。
 またある靴の修理工は、鐘の音が鳴り、一日の仕事を満足気に終わらせる。確かに生活は苦しいが、不思議と彼の微笑みは絶えない。

 彼等はひとつの物語の主人公として生きている。分かりやすい生き方、目的がはっきりしている生き方。流れに乗るとも言えるだろう、だがそれは至極穏やかだ。さながらそれはライトノベル… とりわけ魔王を倒す勇者の物語のように思えた。

 羨ましい。ふと思った。

 対して、私達の生き方はどうだろう?
 人生ひとつ、運命にせよ激流に呑まれるような感覚。絶えず、アイデンティティを探り、多様すぎる情報や在り方は常に人を精神的に追い詰める。常に脇役、敗北者の烙印を押される事に怯えて微笑むことすらままならない。
 そして、思いの果てで一人きりになる。そこには単純なものなど存在せず、ぐちゃぐちゃに混ぜられた世界の中、何とか自分を肯定しようとする。

 それは、かつて純文学と言われた作品に登場する主人公達の世界と似てはいないだろうか?

 だから、だからなのだろうか。
 未だ若く不安定すぎる私が、単純明快な何かを求めるのは。

 昔のインテリ、文学青年とやらは、純文学に己を見た。
 今の若者や青年とやらは、至極分かりやすい直情的な何かに己を見る。

 それは、自らを取り巻く世界が余りに難解な… 純文学そのものになってしまったからではないだろうか。

 そんな事を考えると、辛いな。ああ、辛いものだな。そう思った。


2003/12/10 title = 雪がふったから
 私の住む札幌に雪が降りました。
 だから更新… と言うわけではありませんが、今やすっかり積もって辺り一面が雪景色です。お久しぶりでした、ダメダメWeb作家こと藤 秋人です。

 先月から今月に掛けて、あれこれ更新する予定の筈が先月も今月も所属サークルのイベント参加や運営方針についての云々に構っていたら、先月ついに一作も公開できずに一ヶ月が終わってしまいました。

 掲示板のレスも遅れ、ふと気付けばスペースをお借りしているFc2Web様の方針なのかページ左上にアクセス解析が入っていました。これでまた更新意欲が減退。そして、今日。とりあえず掲示板のレスとリンクのターゲット指定、あとは例のアクセス解析の位置を変えることが出来るらしいのでその変更の為に更新した… と言うわけです。

 話は変わりますが、私は冬が好きです。もっとも嫌いなのは夏だけで (だって暑いし) 春と秋も好きなのですが。兎も角、冬が好きでしんしんと音も無く降る雪が好きで、降り積もった新雪の道をぎっぎっ… と踏みながら歩くのが好きなのですが。

 この歳になって初めて、雪が憎たらしくなりました。

 中学、高校とずっと遠距離を徒歩やら自転車で通学していた頃はさほど感じませんでした。大学に入り、運動量が少なくなった今だから思うのでしょう。

 思ったより、雪道を歩くのは疲れる。

 この所為で大学の行き帰り、バイトの行き帰り、遊びに行った時の行き帰りがとても疲れるものに変わったのです。

 これが秋ならば、自転車で疲れることなく帰ることができるのに雪が積もるとそれもままなりません。これだから札幌は… などと愚痴のひとつも零してしまう。

 と、そんなことを言いながら今日も嬉しそうに雪を踏んで歩いていくであろう自分。なんだかそれなりに楽しく生きているんだな。そう感じる今日この頃で。

 最後に、ページの一番上にも書きましたが。第三週に今度こそ作品更新をしようと思います。

・追記・
 所属している総合創作サークルCulture makerが、今週末である十四日(日)に札幌コンベンションセンターにて開催される同人誌即売会に参加することになりました。今回も先月に続いて一冊、新刊を用意しておりまして。その新刊にサイトの作品をほったらかしにしながら書いた私、こと藤 秋人の新作である 「英雄」 も掲載されています。
 当日、私も売り子としてスペースに存在しておりますので、もしお立ち寄りの際には声など掛けていただくと嬉しさの余り死にます。

main menuへもどる