Diary......march 2005
管理人の主な行事→運動月間
今月の更新予定→ 

一ヶ月前へ一ヶ月先へ

2005/03/21 title = つかれました
 サイト運営や、執筆に疲れた訳ではなく。

 『日々をすごす』と言う、行為自体を積極的に行うことが出来なくなりつつあるようで。とにかく無気力・憂鬱感が溢れています。それこそ、水道の如く。
 この逆なら歓迎すべきことでしょう。日々を過ごす、その一日一日を意識しながら生きて行く。或いは時間に追われる、それこそ何をやるにも時間がない。追われてもおらず、期待されもせず、自らに期待しない。必要とせず、且つ必要とされず何の意味もない。

 空っぽの日々、見上げる空だけが青く映え、赤く染まり、紺色が下りる。スポットライトに張られたセロファンを手で回転させているような素っ気なさ。

 誰にも必要とされていない。それが苦しいことだと、寂しいことだと言うことを、ずうっと無視するふりをして見ない振りをする。限界だと思えば、あっと言う間。ああ、やっぱり要らない存在なんだなぁ… と。


 悔しいのは、私自身が男性であり。それでいて全然悩みと無縁そうな人間だから。これが普通の女性だったりすれば、まだ誰かに相談できるだろうに。
 が、故に。明日も元気に能天気に、少し電波気味の私を演じることにします。

 それは、大変疲れて。とても寒く、体が冷えるようなことですけれど。
 つかれました。


2005/03/17 title = 現在進行中のいくつかのプロジェクト
 やはり、オリジナル創作を売り物にしている当サイトであるから何か書いていて更新出来ないなら理由やら、やっている事くらい書かなければいるかも分からない読者様に愛想を付かされてしまう訳である。

 まず、『眠らない願い』 であるが書くのが面白くなってきてなかなか進まない。故に不定期掌編劇場 (と言ってもまだ一回だけだが) を提供することになった。とは言え、出来は最高のものにするつもりなのでまったり生ぬるい目で見守って欲しい。

 次に、プロペラ都市シリーズである。これは、現実世界でも度々食事に付き合わせてしまう友人とのコラボレーション企画 (サイト運営も含む) である。目下、これが一番進むのが早いのではなかろうか。もっとも、友人が飽きて手を付けなくなれば話は別だが。

 そして、もうひとつ計画しているのが幾つかある。やれ二次創作だの、やれ風呂場で思いついた空気感漂う恋愛話だとか、Sad systemだとか。最後のは兎も角、そのほかについては時間と妄想具合によって変わってくるので注意が必要だ。

 ちなみに、納期のある執筆と言うのはとても緊張する物である。
 取りあえず、 『眠らない願い』 と 『プロペラ都市シリーズ』を気合を入れて完成させるつもり。


2005/03/15 title = 仕事前に日記
 時間のたっぷりある時ですら、日記の更新しかしない昨今ではあるが、久しぶりに時間無い出勤前に日記をしたためよう。

 最近では滅法仕事に呑まれるような格好となり、全く執筆に時間が割けない。生活習慣の改善でどうにかなることは分かってはいる。しかし、もう三年近く夜型の生活を送っていると心が拒否をする。恨むべきは己が軟派な精神なのだろうが、何かとつけて仕事の所為にしてしまうのはそれを認めたくないが一心でそう思い込んでいるのであろう。なんとも嘆かわしいことだ。

 給料日前で程よく資金もなく、又おおよその物欲を満たしきってしまった今。今度の休日は執筆とお茶。趣味の散歩 (往復五時間) に費やされることは最早明白である。

 さて、先日書いた村上由佳氏の 『おいしいコーヒーの淹れ方』 であるがようやく購入していた三巻までを読破した。薄っぺらいのに、どうしてこんなに時間が掛かったかについては別館に近日アップ予定である。取りあえずは、三巻を同僚に貸しておくとするか。


2005/03/07 title = どうも不調なようで…
 最近とくれば、どうも良くない。気分的なものではない、身体の調子である。
 例を挙げるのであれば、頭が痛い → かかりつけの医者に → なんでもないよー? でもなんなら専門の病院で検査とかしてみる? → 臆病なので、別の専門の病院で検査→ 検査の結果… いじょうなーし。一体この不調は何が原因なのだろうか?

 精神的なものかも知れないと医者に言われもした。確かに、思い当たる節はある。しかし、それを認めてしまうことは意外と神経薄弱と言うか、自分の心の弱さを認めるようでとても嫌だ。何が何でも、違う理由でそうなっていると思い込もうとしてしまう。
 もっとも、思い込みが激しすぎて脳に腫瘍でも出来てしまったら、それこそ目も当てられないのだが。

 さて最近読んだ本について軽い感想文を書こう。このごろ通勤時に読んでいるのは、一月に買った村上由佳の本を読んでいる。特に気に入った訳でもないし、これと言って思い入れのある作家でも無いのだが。まぁ、成り行きと言う奴である。
 そんな彼女の小説『おいしいコーヒーのいれ方』シリーズを読んでいる。少しばかり少年の香りの抜けない大学生の青年が、従姉妹の(高校の)美術教師と甘々の恋愛がどうのこうの… と言うものを読んでだいたい五日程度である。もっとも一冊一冊は200ページ前後、且つ文字が大きいので実はもっと文字数だけなら少ないかも知れない。
 買った本を二ヶ月近く放置していたことになるが、最近は熱を入れて市販の文庫を読むことも少なくなってきた。

 そんな本だが、買った分。つまり一〜三巻までやっと読み終わった。何故か、この作品は後半三十頁前後になると、主人公の二人が発情する(やれ、キスだのどうだの)と言う面白い構成になっている。この手の小説における王道なのだが、余りに初々しすぎてこっちがなんだか赤面してしまうのだ。バスや地下鉄でこれを読むときは注意が必要だ。

 ここまで書いて置いて言うのも何だが。この本は、恋愛小説としては先が読めすぎる。そういう意味では恋愛小説好きにはあまり薦められないものだろう。男性側の視点に、作者の意図的なバイアスが掛かってしまっていて主人公を務める青年のキャラにも疑問を覚える。男がみんな、純情 + 性欲に満ち溢れていると思っているのだろうか! などと叫びだす可能性も否定できない。また相手役を務めるヒロインもいただけない。これまた作者のバイアスが掛かっていて、やはりキャラに疑問を覚える。
 ここまで気持ちよい位に、大げさにキャラメイクされていると、映像化する時はアニメや映画ではなくミュージカルかオペラにしたほうがいいのではないか? などと思う。

 逆に、そんな気分でこのシリーズを読めば脚本や舞台劇としては面白いかも知れない。小説として読むのであれば、つまらないとは言わないが。まぁ、面白い…程度で終わると思われる。

 個人的には、主人公二人が恋に恋をしているように見えた。随分と昔、心も体も煤け切った時に見誤った自分の恋愛にも似ていて、一種の近親憎悪的な何かを覚えるのだが(笑


2005/03/03 title = 何を書きたかったのか?
 確か、エディタを開いたときはこの日記で何を書こうかがはっきりと定まっていた。だと言うのにいざ書き始めると、予定していた内容を思い出せない。

 こんな事が、多くなるのはおそらく中年以降であろう。人間の衰えは決して避けて通れないもので、如何にそれと付き合ってゆくか。それによってやがて訪れる次の世界への旅立ち(一般的には死ぬこと)を迎えることができる。

 さて、話がどこかに行ってしまった。
 つまり、理由もなく書きたかった内容を何故か忘れてしまったのだ。

--------今日の読書
ここの方の新作。



main menuへもどる